オゾンでコロナ対策

コロナウイルス第4波

現在、コロナウイルスの第4波を迎えていると言われてます。
特に第4波では、子供の感染が目立っています。
引き続きコロナウイルス対策を行っていくなかで『オゾン』が改めて注目されています。

オゾンの効果

除菌や脱臭には、『オゾン』がきわめて効果的であることをご存知でしょうか。

オゾン層で知られるオゾン(O3)には空間や物質に対する高い除菌効果があり、これを発生させる装置を用いることで、医療現場等における感染症の拡大対策などに役立てることができます。

世界初 低濃度オゾン水による 新型コロナウイルス不活化を確認

藤田医科大学(愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98)の村田貴之教授(ウイルス・寄生虫学)は、手指消毒等に安全に使用できる低濃度のオゾン水による新型コロナウイルスの不活化を確認しました。

研究結果では、オゾン濃度1.0 mg/Lのオゾン水を10秒処理することで、感染性ウイルスは0.70%に、2.0 mg/Lのオゾン水では0.1%未満にまで抑制されました。オゾン濃度0.4 mg/Lでもウイルス力価は5.8%まで減少しました。

オゾンの健康被害について

空間の大きさや出力にもよりますが、家庭用オゾン発生器での空間オゾン濃度は、0.01ppm~0.05ppm程度です。
また、オゾン臭を感じ始めるのは、人の嗅覚は個人差がありますが、一般的には0.01~0.02ppmからと言われています。
作業環境基準値(1日8時間、週40時間の曝露下でこの数値以下ではで健康被害が起こらない)は、0.1ppmですので、オゾン臭を感じることが健康被害に直結するものではありません。

オゾンには脱臭効果もあります

オゾンで脱臭できる店内の臭いでは、トイレの便や尿の臭い、カビ臭、人の体臭、靴箱の臭い、また、ペット同伴の店でのペット臭、パチンコ店内のタバコ臭です。

・料理の臭いでは、調理中の材料では、魚介類、玉ねぎ、香辛料やニンニクなど臭いの強い野菜、チーズ・キムチ・漬物などの発酵食品の臭い。

・調理中に発生する臭いとしては、焼き肉や魚の焼け焦げた臭いや煙の臭い。

・厨房のグリストラップの臭い、エアコンから出る臭いなどです。

さらに、排水系からの臭いも消臭できます。
これらは全て生物が関係する臭いで、その素になっている臭い成分としては、アンモニア、硫化水素、トリメチルアミン、メチルメルカプタンなどです。

アンモニアは尿の臭い、硫化水素やメチルメルカプタンは硫黄泉の卵が腐ったような臭い、あるいは口臭、トリメチルアミンは腐った魚の臭いと、どれも我慢できないほどの悪臭の原因物質です。

これらの臭い成分にオゾンが反応して消し去ります。

オゾンを推奨する場所

オゾンによる除菌・脱臭の導入が特に推奨される施設は、以下のような場所となります。

飲食店・病院・介護施設や保育園、幼稚園、小学校など幼児・児童のいる教育施設です。

オゾン以外の方法による除菌・脱臭を行う際には、処理後に人体に有害な薬剤が残存してしまうリスクがあります。しかし、オゾンで除菌・脱臭を行う際に残存する物質は酸素のみです。このため、飲食物を取り扱う場所や人の健康管理をする場所、菌やウイルスや化学物質を避けたい小さな子どものいる場所などではオゾンによる除菌・脱臭が最適といえます。

オゾンの効果は様々

コロナウイルス対策以外にオゾンの持つ強い脱臭作用や除菌作用は、店舗や厨房で感じる雑多な臭いの脱臭や除菌・食中毒予防に最適です。

オゾン発生器には大小様々な種類がありますが、店舗用には、パワーのある業務用の装置が向いています。ゴキブリの駆除はなかなか思うようにいかないものですが、オゾンガスでゴキブリ退治も可能になります。
このほか、オゾンによる花粉の不活性化やダニの忌避効果も知られています。

また、PM2.5も99.95%除去し、エアロゾル化した菌やウイルスを除菌し、季節性インフルエンザにも効果があるようです。

一度、オゾンの効果を体験してみては如何でしょうか。