冬場のコロナウイルス対策

冬は気温の低下とともに空気が乾燥し、咳やくしゃみで飛び散ったウイルスが空気中を漂う時間が長くなります。また、気温が低下すると人間の鼻やのどの粘膜の働きが弱くなり体内に侵入しやすくなる為、いまいちど生活様式を見直し感染防止対策の確認が必要となります。

コロナウイルス感染者が減少

10月に入ってから、ワクチン接種の効果などにより、コロナウイルスの感染者が減少して来ました。
しかしながら、まだまだ油断は出来ません。また、感染爆発する可能性もありますので、引き続き感染対策を行ないましょう。

感染が疑われる方が家庭にいる場合の対策

● 部屋を分け、個室にする。ご本人は極力部屋から出ないように。

● お世話はできるだけ限られた方(極力一人)が担当する。持病のある方や免疫の低下した方、妊婦の方などは極力避ける。

● 全員がマスクをつけ、使用したマスクは他の部屋に持ち出さない。使用したマスクの表面には触れずに廃棄し、マスクを外したら必ず石鹸で手洗いをする。

家庭内で普段から注意する感染予防のポイント

● 定期的に手洗い、手指消毒、うがいをする

● 定期的に換気をおこなう

● 手で触れる共有部分を消毒する

● 汚れたシーツや衣服をこまめに洗濯し、しっかりと乾かす

● ごみは密閉して捨てる

以上の8つのポイントにご注意いただいて、家庭内での感染予防対策に取り組んでいただきたいと思います。

換気と湿度が大事

こまめに換気をしましょう。(1時間ごとに5~10分又は常時窓を少し開けておく)
台所や洗面所などの換気扇を常時運転することでも、最小限の換気量は確保できます。


18℃を目安に室温が下がらないよう暖房器具を利用しながら、窓を少し開けましょう。

暖房器具の近くの窓を開けると、入ってくる冷気が温められるので、室温低下を防ぐことができます。

湿度の管理をしましょう。(加湿器を使った保湿を。目安は50~60%)

オフィスでの湿度管理

日本では、事務所衛生基準規則(事務所則)におけるオフィスの環境基準によって、室温が17度以上28度以下、および湿度が40%以上70%以下になるよう義務付けられています(空気調和設備を設けている場合)。しかし、適切な温湿度の認知度が低く、冬季に関しては多くのオフィスにおいて40%以上の基準を満たしていないのが現状です。感染症対策のためにも、適切な温湿度を保てるように目立つ位置に温湿度計を設置して、こまめに温湿度の確認・調節をしましょう。

オフィスでの換気

密閉空間にしないようにこまめな換気も行いましょう。具体的には、風の流れができるように2方向の窓を1回あたり数分間程度全開にします。換気回数は毎時2回以上が効果的です。窓が1つしかない場合は入口のドアを開ける、扇風機や換気扇を併用するなどすれば効果的な換気ができます。オフィスでは機械換気や空気清浄機の使用で、有効な感染症対策になります。
ダスキンのプラズマクラスター搭載の空気清浄機もお勧めです。

まとめ

冬は気温の低下や乾燥によって免疫力が低下することから、適切な温湿度を保つ必要があります。家庭でもオフィスでも基本的な対策は同じです。徹底したうえで、個人単位での感染症対策も促しましょう。