オフィスや飲食店でのコロナ対策

コロナウイルス第5波

現在、緊急事態宣言の県も増え変異株(デルタ株)の感染拡大が増えています。
他の変異株も出現している為、今まで以上にしっかり対策を行なうことが望まれます。

感染予防は基本の徹底を

デルタ株に感染しないために、1人1人ができることは従来株と同じです。厚労省の「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」では、密集、密接、密閉の3密を避けることや、適切なマスクの着用や手洗いの徹底が有効だとしています。また、内閣官房の「感染拡大防止特設サイト」では、クラスター(集団感染)を分析して分かってきた「感染リスクが高まる『5つの場面』」を紹介し、注意を促している。
「飲酒を伴う懇親会等」「大人数や長時間におよぶ飲食」「マスクなしでの会話」「狭い空間での共同生活」「居場所の切り替わり」の5つ。
「居場所の切り替わり」とは、仕事で休憩時間に入るなどして、休憩室や喫煙所、更衣室に居場所を移した際に気の緩みなどで感染リスクが高まることがあるという。

「飲み会」で感染しやすい条件とは

国立感染症研究所は、いわゆる「飲み会」で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に集団感染したとみられる具体的な事例を公表しました。
「飲み会」で感染した例では、客と客の間の伝播が多いことが分かりました。
酒場などでは、十分な距離を保てない状況下での飛沫、発症者が同グループの同席にいた、店内の換気が不良、人が密な空間での飲食などにより感染した事例が多いとのことです。
発症者が別グループにいたにもかかわらず、客-客間で伝播した事例も報告されました。
これらでは、参加人数が多く、人が密集しやすい環境だった、多数の人(別グループの人も含む)と接触し会話した、席移動が頻繁に行われた、飲み物の回し飲みがみられたといった特徴がみられました。

飲食店での対策

飲食店での対策をご紹介致します。

1 手指消毒の徹底

入店時及びトイレ使用後の手指消毒を徹底してください。
手指消毒にはアルコール濃度60%以上のものを使用してください。

2 フィジカルディスタンスの確保

向かい合う席は、テーブルにパーティションを設置してください。
(隣り合う席同士の間隔は1m以上確保してください。)
テーブル同士の距離は1m以上開けてください。

3 換気の徹底

営業中は、全ての換気扇を作動させ、窓は常時10cm程度開けておいてください。
客席に換気扇がない場合は、常時、窓やドアを2か所開け、30分間に5分間程度は2方向の窓やドアを全開にするなどして、十分に換気を行ってください。

4 マスク着用の徹底・大声の禁止

食事中も、会話の際はマスク着用し、大声を控えてもらうよう徹底してください。

企業での対策

企業は、オフィス内での新型コロナウイルスの感染防止のために、3密を避ける対策が必要です。
こまめな換気や除菌・消毒を行い、デスクの距離は2メートルを開けるようにしましょう。

また、パーテーション・デスクトップパネルなどの感染予防アイテムを使用することで、感染リスクをより軽減させることができます。

飛沫防止パネルやパーティションによる個人スペースの確保など物理的な感染対策や消毒の徹底はオフィスにおける感染症予防対策の重要な施策のひとつですが、人手による実施には限りがあります。手の届きにくい場所や椅子・デスク裏など、思わぬところにウイルスが付着し、接触感染の要因となる可能性も考えられます。

そこでオゾン除菌をオフィスでの感染対策にお勧めします。除菌や脱臭には、『オゾン』がきわめて効果的であることをご存知でしょうか。
オゾン層で知られるオゾン(O3)には空間や物質に対する高い除菌効果があり、これを発生させる装置を用いることで、医療現場・介護施設等における感染症の対策などに役立てることができます。

除菌用途としては未だ認知度の低いオゾンですが、その高い効果や安全性は様々な場所で実証されております。

Withコロナ時代

外出時にマスクを着用するのが当然のエチケットとなり、日常生活でも三密を避ける、会食の機会を減らすといった生活スタイルが当<たり前になりました。ビジネスではテレワークやzoom等を使ったオンラインミーティングを導入する企業が増えています。
コロナ禍で如何に感染しないよう生活して行くかが、今後の課題になるでしょう。